幻想のかけら

オリジナル小説を書いています。現在、「魔法使いの息子」というタイトルで掲載中。

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魔法使いの息子:第35話「再試験の結果」

翌日、トレイとセゼルスはサリーエルの執務室に呼び出された。
2人が部屋にいくと、サリーエル以外にジョージがいた。なぜか苦い表情をしている。

「サリーエル先生、おはようございます。」

「おはようございます。」

「2人ともおはよう。
 昨日の実技試験だが、判定についてもめてね。もう少しトレイ君の実力を見極める必要が出てきた。
 本日、再度実技試験を行う。」

は?
また、やるのか?

ジョージが補足説明を行う。

「私は合格で良いと言ったのだがね。
 サリーエル先生が、トレイ君の精神魔法以外の実力も見てからではないと
 判断できないと言ってね。
 それも、最初の実技試験で結果は出ていると私は思うのだが・・・」

「ジョージ君。それは散々昨日議論したはずだが?」

「はい。余計なことをいい、申し訳ありません。」

「まあいい。実技試験の準備が出来次第、君たちを呼びに行くから、
 それまで待機していてくれ。」

「わかりました。」

「わかりました。」

俺たちは、各々の部屋に戻った。

思い返して見ても、アレスとの試験で精神魔法以外のものも、オレは実技試験で見せていたはずだ。
黄色の精霊を機能停止に追い込んだはず。なんでこう何回も実技試験をするのか、いい加減、疑問が出てきた。

不合格にしたいなら、そうすればいいのに、そうではなく、再試験、だという。

帰り際、セゼルスに至っては、

「ま、いい練習になるからいいけどね。」

などとのたまっていた。
さすが戦闘ジャンキー。まあ、こういう事態なので、頼りになることこの上ない。

「次の試験でも、役割は同じ感じでいいわよね。
 私は前衛として、防御と支援に徹するわ。攻撃はお願いね。」

「わかったよ。よろしく頼む。頼りにしてる。」

「ふふっ。
 まあ、君なら合格できるはずよ。
 いいとこ見せてやりなさいよ。」

前回の試験でも、前衛としてかなり頼りにさせてもらった。
次の試験でも、あてにさせてもらうことにしよう。
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